ビットコインってなに?最近よく聞くんだけど知らなくて…
暗号資産(仮想通貨)をこれから始めようと考えられている方は、暗号資産(仮想通貨)の王様であるビットコイン(BTC)のことを知っておく必要があります。
初心者の方は「仮想通貨 = ビットコイン」と思われている方も多いのではないでしょうか。
実は暗号資産(仮想通貨)には数千もの種類があり、ビットコインはその一つです。
ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)をアルトコインと呼びますが、このアルトコインの値動きを予測する際、必ずこの王様の動きは気にしておかなければなりません。
暗号資産(仮想通貨)のチャート分析をしている動画やツイートを見ると、必ずと言っていいほどビットコインのチャートを解説しているのはそのためです。
もちろん例外はありますが、他のアルトコインのみんなは王様の動きと大きく外れないようにしているわけです。
みんな王様に従うんですね。
- ビットコインの概要や特徴
- ビットコインが注目された要因
- ビットコインの今後
- そもそもどうやってコインの価格が決まるのか
ビットコインとは
ビットコインは「サトシ・ナカモト」と名乗る正体不明の人物によって開発された世界初の仮想通貨です。
中央銀行のような主体となる管理者が存在しない非中央集権型のシステムにて、政府や中央銀行などの第三者を介さず個人間で取引・決済を行えるようにすることを目的に開発されました。
ビットコインではブロックチェーンという技術を利用し、一定時間ごとに取引履歴を1つのブロックとして保存し、それらをつなぎ合わせることで全ての取引履歴を管理することを可能としています。(このブロックチェーンは仮想通貨全般で使用されている技術です)
このビットコインが登場して以降、その技術を参考にして数千種類の仮想通貨が誕生しています。2022年も新規の仮想通貨がどんどん誕生しており現在も勢いは止まることがありません。
そんな数千の仮想通貨の中でビットコインの時価総額は約99兆円で全銘柄中トップを誇っており、正に仮想通貨の王様と呼ぶに相応しい存在なのです。(2022年8月現在)
ビットコインが仮想通貨の王様として長年君臨しているため、アルトコインたちは王様の影響を受け、ビットコインの価格が上がれば自分たちも上昇し、ビットコインが下がれば自分たちも下がる、そんな市場となっています。
アルトコイン投資を行うのであれば王様のことは無視できないわけです。
ビットコインの単位
ビットコインも通貨であるため、円やドルのように単位が存在します。
単位は「BTC」で、「1BTC」などど表現されます。
現状、「1BTC」は約「5,000,000円」と高額ですが、実際の取引では「0.001BTC」などという1BTC未満の数量で取引されています。
ビットコインが注目された理由
ビットコインは2020年9月から2021年11月にかけて100万円台から750万円を超えるところまで価値を上げました。
この高騰には様々な要因があります。
- ビットコインが法律で定義された
- 一般の小売店でビットコイン決済が行われた
- ビットコインのCM放送が行なわれた
- インフレヘッジの資産として注目された(インフレ:通貨の価値が下がりモノの価値が上がる)
- 大企業、著名人によるビットコインの購入
他にもビットコインはインターネットを介し、世界中24時間365日取引することが可能であり、海外への送金を銀行から送金するよりも高速に手数料を安く行うことができることも注目される理由です。
ビットコインの価格はどう決まる?
これはビットコインに限らず、アルトコインについても同じですが、仮想通貨は価格の変動幅(ボラティリティ)が大きいと言われています。
それはなぜか?
法定通貨(円やドル)は、国や政府が自由にいくらでも発行することが可能ですが、仮想通貨は予め発行上限が決められています。例えばビットコインの場合、上限が約2100万BTCになります。
ただし、最初から2100万BTCが世の中に出回っているわけではなく、毎日少しずつ新しいビットコインが新規に発行されています。
現状の見込みでは、2140年頃に発行数上限に到達する見込みで、上限到達するとビットコインの発行は終了します。
発行上限があるという点が金(ゴールド)と同様であり、ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれたりもします。
枚数上限があるので、みんなが買って市場に出回る数が減ると、価格は上がることになります!(欲しくても手に入らない希少なものになるため)
今後の値動きの予測は
2021年11月に750万円を超えたビットコインですが、2022年1月には一時的に300万円を下回り、2022年3月には500万円まで持ち直してきました。
では今後ビットコインはどうなっていくのか?
オランダの機関投資家であるPlanBという方が「ビットコインは1,000万円を超える」と予想をしています。
PlanBさんは過去に「ビットコインは2021年に700万円になる」と予想し、見事にそうなったため、非常に信憑性が高いと言われています。
PlanBさんのこの予想は以下のストックフローモデルという考え方に基づいています。
参考:ストックフローモデル
ストック(需要)をフロー(供給)で割ることで算出する価格分析方法です。
このストックフローモデルは一般的に金などの天然資源に適用され、その希少性と流動性の低さから長期的に価値を維持すると考えられています。金は需要があっても供給ができない仕組みとなっているため価格は安定します。(価格が落ちない)。これにより、数々の金融危機があっても史上最高値を更新し続けています。
ビットコインも供給量(発行数量)が決まっているという点で、値動きについて金と相関性があると考えられ、金の価格予想で活用されている「ストックフローモデル」がビットコインの価格予測の参考として使われています。
ビットコインは未来への投資
ビットコインは今後1,000万円を目指します。今のうちに投資をしておくことで将来的に大きな資産を形成することが期待できます。
ビットコインの未来を信じられる方は、少額から投資をしてみてはいかがでしょうか。
また、アルトコインにも注目されているコインがたくさんあります。自分の推しアルトを見つけて応援するのも良いですね。
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