暗号資産(仮想通貨)で取引をするのに、「販売所」ではなく「取引所」が良いのは分かったけど、オススメの取引所ってどこなの?
という疑問にお答えします。
- 取引所を選ぶポイント
- オススメの取引所はどこなのか?またその理由は?
- 取引所選択で失敗しない方法
この記事では筆者のオススメとして5つをピックアップしています。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- DMM Bitcoin(ディーエムエムビットコイン)
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
- BITPoint(ビットポイント
取引所を選ぶポイント
まず、取引所を選ぶポイントをおさえておきましょう。
- 取扱銘柄数:取引可能な暗号資産(仮想通貨)の種類
- 最低購入額:購入額の最低額(いくらから買えるか)
- セキュリティ:ハッキングなどの危険性がないか
- つみたて投資:毎月一定額をコツコツ積み立てる機能(初心者向け)※詳細は後述
あなた人って重要な部分が何かをイメージしてみてください。
なお、他にも重要なポイントとして「取引手数料」がありますが、今回ご紹介する取引所では取引手数料が無料のため、解説からは除外しております。手数料についてはご安心ください。
基本的に初心者の方は大手(実績のある)の取引所がオススメです。
大手であればセキュリティ面も安心ですし、何かあっても保証してくれる場合が多く、メジャーな暗号資産(仮想通貨)は、基本的に取り扱いがあります。
自分が気になっているまだマイナー気味の暗号資産(仮想通貨)がある場合、その取引所で取り扱いされているかの事前確認をオススメします
この取引所は有名だから当然◯◯はあると思っていた…なんてこともあり得ます。
また、この記事に記載のない取引所で気になっている取引所がある方は、ぜひ上に記載したポイントでその取引所と今回紹介する取引所を比べてみてください!
それではオススメの取引所について具体的にご紹介します。
Coincheck(コインチェック)
「コインチェック」は東証一部上場の「マネックスグループ」を親会社に持つ信頼性も高い取引所です。
- 取扱銘柄数:全17種類(2022/12時点)
- 最低購入額:500円以上かつ、0.001BTC以上(暗号資産による)
- セキュリティ:◯
- つみたて投資:あり
取引手数料が無料で、500円から暗号資産(仮想通貨)を購入することができます。
取引ツールとして、スマホアプリの人気が高く、3年連続アプリダウンロード数No.1(2022年2月時点)となっています。スマホメインの方はオススメです。
セキュリティ面では、あなたの資産がコインチェック自体の資金とは別で管理されるため、万が一コインチェックに経営破綻やハッキングなどがあってもあなたの資産には影響を及ぼしません。2段階認証も導入されており、不正ログインの対策もバッチリです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
「ビットフライヤー」は現状国内で最も長く運営している取引所であり、ビットコインの取引量が6年連続No.1(※)となっています。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引 を含む)
- 取扱銘柄数:全17種類(2022/12時点)
- 最低購入額:0.001BTC(ビットコインの場合)
- セキュリティ:◯
- つみたて投資:あり
その他の特徴として、以下の項目でもNo.1(※)をとっています。
- 暗号資産サービス初回利用率 国内 No.1
- 暗号資産サービス利用経験率 国内 No.1
- 暗号資産サービス現利用率 国内 No.1
- 暗号資産サービス使いやすさ 国内 No.1
※暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-59歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査実施日は2021年6月11-14日。調査機関:(株)インテージ
初心者の方でも安心してご利用いただけると思います。
セキュリティに関しては、あなたの資産はビットフライヤーが保有する資産とは明確に区分され、オフライン下のコールドウォレットにて保管されます。そのため、万が一ハッキングされたとしても、資産流出の心配はありません。(これまでハッキング被害は一度もなし)
DMM Bitcoin(ディーエムエムビットコイン)
「DMM Bitcoin」は「DMMグループ」という大きな親にもつ取引所です。
- 取扱銘柄数:全24種類(2022/12時点)
- 最低購入額:0.0001BTC(ビットコインの場合)
- セキュリティ:◯
- つみたて投資:なし
DMM Bitcoinは実は取引所ではなく販売所形式での取引が基本だったのですが、新たに「BitMatch」という取引が可能になり、取引所のように暗号資産の取引が可能となりました。
セキュリティに関しては、資産がコールドウォレットで管理されることと、もしDMMビットコインが破産した場合でも、あなたの資産が保障される信託保全が採用されています。
取扱銘柄数も24種類と、国内取引所でNo.1の数を誇っています。
ちなみに今なら「口座開設で2,000円キャッシュバック」のキャンペーン開催中です。
GMOコイン(ジーエムオーコイン)
「GMOコイン」は東証一部上場企業「GMOインターネットグループ」を親にもつ取引所です。
- 取扱銘柄数:全23種類(2022/12時点)
- 最低購入額:0.0001BTC(ビットコインの場合)
- セキュリティ:◯
- つみたて投資:あり
GMOコインの面白いところの一つがMaker(※)になると手数料を受け取ることができるというものがあります。Makerの場合、取引にて0.01%の手数料が戻ってきます。
GMOコインは手数料が他の取引所で比べても非常に低く、今後NFT取引や海外取引所をたくさん使っていきたいという方には特にオススメの取引所です。
詳細は個別記事にて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
セキュリティ面では、こちらもコールドウォレット対応で、各取引シーンにて2段階認証が導入されています。
※Makerとは、指値注文にて取引が成立した場合に、指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼びます。一方、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます。
BITPoint(ビットポイント)
最後は「BITPoint(ビットポイント)」です。
私が個人的に気になっている「ディープコイン(DEP)」を日本で唯一取り扱っています。
また、2022年11月30日には「シバイヌ(SHIB)」を日本の取引所で初となる取扱を開始しました。
- 取扱銘柄数:全15種類(2022/12時点)
- 最低購入額:0.0001BTC(ビットコインの場合)
- セキュリティ:◯
- つみたて投資:なし
セキュリティ面では、こちらもコールドウォレット対応で、各取引シーンにて2段階認証が導入されています。どの取引所もこの辺りは標準で対応していますね。
ちなみに、ディープコイン(DEP)は、シンガポールに本籍を置く「Digital Entertainment Asset Pte. Ltd」が運営するGameFiプラットフォーム「PlayMining」上で使用する、NFTを購入するためのユーティリティトークンです。
ディープコイン(DEP)は「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」という考えの元、NFTゲームが近年流行ってきていますが、この「Play to Earn」でゲームをしながら暮らすという世界の実現に向けて力を入れている暗号資産(仮想通貨)になります。
取引所選びで失敗しないために
読んでみたけど、どれも似ていて差がよくわからない・・・という方も多いと思います。
- スマホメインで考えている方には「コインチェック」
- ビットコイン取引をメインに考えている方は「ビットフライヤー」
- 手数料で1円も無駄にしたくない方は「GMOコイン」
もしスマホメインで考えている方には「コインチェック」がオススメです。アプリが使いやすいと評判であり、2022年度上期アプリダウンロード数がNo.1の取引所です。
ビットコインをメインに考えている方はビットコインの取引量6年連続No.1の「ビットフライヤー」もありです。
手数料を1円も無駄にしたく方は、コインチェックやビットフライヤーも無料ではない「送金手数料」が無料の「GMOコイン」がオススメです。
あとは比較的マイナーな暗号資産(仮想通貨)を購入したい場合、目当てのものを取り扱いしている取引所で選ぶのもいいと思います。(マイナーなものの取り扱いは各取引所で結構バラつきがあるため)
さらに、目当ての暗号資産(仮想通貨)が今回紹介する取引所の「販売所形式(取引手数料が高いやつ)」でしか買えない場合、販売所はスプレッドがかかってしまいますが、各販売所によってスプレッドに差があるため注意が必要です。
スプレッドは実際の購入時に確定するので、どの販売所が大きいとは一概には言えないのですが、「DMM Bitcoin」は他の販売所と比較してスプレッドが安いと言われています。
スプレッドとは購入価格と売却価格で差額を指し、販売所で取引する場合の実質の手数料となります。
少額から始めたい⇨つみたて暗号資産
暗号資産(仮想通貨)を少額から始めてみたい・・・という方には「つみたて暗号資産(つみたて投資)」がオススメです。
「つみたて暗号資産」とは、事前の設定に基づき、毎月一定額の暗号資産を購入するサービスです。まずは少額から暗号資産(仮想通貨)を購入したいという方にオススメです。
毎月一定額自動で積み立てることで、投資の世界で有名や「ドルコスト平均法(※)」による暗号資産投資が可能となっています。
現在、つみたて投資が可能な取引所は
- コインチェック
- ビットフライヤー
- GMOコイン
です。
つみたての手順については以下記事で紹介しています。
※ドルコスト平均法とは、一定の頻度に一定の金額で暗号資産を購入することを指します。これにより、1円単位の暗号資産(仮想通貨)の価格が高い時期には少なく、価格の低い時期にはより多くの暗号資産(仮想通貨)を購入することとなり、結果として長期的に見た場合に購入時の価格を平準化できるため、一回にまとめて購入するよりもリスクを抑えることができます。
おわりに
以上、オススメの取引所5選でした。
取引所選びで時間を多く使うよりも、その分暗号資産(仮想通貨)のことについて動く方が効率的なので、サクッと口座開設をしちゃいましょう!
もちろん複数作っても問題ありません。
作ったからと言って絶対に使用しないといけないということでもありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!